東大や慶應、早稲田など、日本でも有数の大学を目指すにはそれなりの学力を伴わなければなりません。

大学受験では、国語1つとっても現代文や古文、漢文があり、国語の中にも得意と苦手が混在する方もいらっしゃいます。家庭教師や個別指導塾など、苦手な教科や科目を克服する方法も多くある中で、特恵効果という概念を考えてみませんか？

特恵効果は、苦手科目には特に注目せず得意科目に注目してその分野を活かすことで、全体的な成績が伸びる、苦手が克服されるという教育心理学における心理効果です。得意な教科や科目を活かす学習でその教科をマスターすると、他の苦手な教科や科目も克服しやすくなると言われています。

特恵効果は学習面だけでなく、経営など様々なシーンでも活かされており、得意な面を活かすことで自信を持つことができ、その他のことに関しても最大のエネルギーをつぎ込めるようになるということです。

特恵効果を最大限に活かすには、早い段階から得意な教科、科目を作っておくことが大切です。得意な教科や科目が多ければ多いほど、勉強が楽しく感じたり、苦労なく積極的に取り組んだりできるようになるでしょう。

得意な教科、科目が見つからないまま、単に多くの知識を得たいからといって広く浅く勉強するのは、「勉強の軸」ができず勉強に取り組みにくくなってしまうため注意が必要です。普段の勉強も受験勉強も、得意な科目から取り組むとエンジンのかかりも早く脳も喜びます。また、大学受験やテストの際は、得意な問題から解くのもおすすめです。

学校の定期テストや模試など、普段の勉強であれば得意科目を伸ばして苦手克服に繋げる特恵効果も最大限に活かせますが、勉強期間も限られる大学受験では、苦手科目への戦略を考えることも大切です。特恵効果を得るためにも、得意分野から勉強をはじめ、少しずつ苦手分野に接する機会を増やしていくと良いでしょう。

人には、対象に接する回数が多いほど好感を持つという単純接触効果やザイオン効果があります。苦手だからと言って遠ざけていると克服するのに時間がかかりますが、苦手でも接する時間が増えることによって親近感が湧き、苦手意識やとっつきにくさが解消されていきます。

勉強の際は、ぜひ特恵効果を取り入れた勉強法を実践してみてはいかがでしょうか。

インターネット個別指導塾の進秀会は、Skypeやメールを活用して大学受験をサポートします。得意教科を伸ばしたい、苦手科目を克服したいなど、大学受験の勉強はぜひインターネット個別指導塾の進秀会へご相談ください。

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